#!/usr/local/bin/ruby str = <<-EOS ツイッターをまとめよう - Togetterまとめ アプリ限定の機能知ってる? ? キーワード ユーザ名 マイページ メンバー登録(無料) ログイン 注目まとめ 今週の人気 新着まとめ GW傑作選 47都道府県旅まとめ ネット売買 週刊トゥギャジン ?まとめる ヘルプ 2日前 まとめトップ ? カテゴリー ? カルチャー ? 文学・書籍 ? Twitter小説 ? ニンジャスレイヤー ソウカイ・シンジケート #1 ネオサイタマ電脳IRC空間 http://ninjaheads.hatenablog.jp/ 書籍版公式サイト http://ninjaslayer.jp/ ニンジャスレイヤー「はじめての皆さんへ」 http://togetter.com/li/73867 ニンジャスレイヤー ?タグを編集 monae ?280view ?0コメント ?2 ?0 ?0 ?お気に入り このまとめをお気に入りにして応援しよう! 0 ?ツイート 2 ログインして広告を非表示にする まとめ メニュー ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:31:38 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:36:32 ◆『そういう事じゃねえよ!それに、お前、そのあたりはソウカイヤの重点テリトリーだッてんだよ!』◆『エー、発車。発車いたします』◆「スミマセン。スミマセン」◆「ジツを使えんようだな」◆「貴様ら!俺を見ろ!クズども!」◆ ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:38:05 ◆「だが奴らは連絡を取り合っていた……あの三人……ブラスハート……エゾテリスム……デシケイター……特にカラテやジツに長けたあいつらは……サツガイの秘密を……きっと……」◆(((マスラダ!くだらぬぞ!)))◆「イイイイ……イイイイヤアアーッ!」◆ ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:39:01 第10話【ソウカイ・シンジケート】 #1 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:41:23 目を開けても、なお闇だった。ニンジャスレイヤーは訝しみ、立ち上がろうとして、自分の状態を認識した。彼は椅子に座らされ、両腕は後ろに回されて、背もたれに縛り付けられていた。顔を動かすと、顔の周りの闇がガサついた。彼は繊維質の闇を透かして、外の薄闇を見た。どうやら屋内。 1 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:44:01 金属製のドアが開閉する音が聞こえた。そして足音が近づいた。ボンボリライトが点灯したらしく、目隠しを透かして明かりが感じ取れた。ニンジャスレイヤーは身じろぎした。入室者の気配をごく近くに感じる。その者はニンジャスレイヤーの頭を掴み……被せていた麻袋を取った。2 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:46:30 小さな部屋だった。打ちっぱなしのコンクリート壁、床には硬いタタミが敷かれていた。ニンジャスレイヤーは眩しさに唸った。入室者がぶしつけにマグライトを向けたのだ。「……ドーモ。ゴキゲンヨ。ニンジャスレイヤー=サン」その者の声には聞き覚えがある。忌々しい相手……!「ガーランドです」3 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:50:34 記憶が逆流する。そうだ。ニンジャスレイヤーはタマ・リバーに落ち、屋形船に這い上がって力尽き……彼を見下ろしていたのが……「暇なのか?おれはお前に何の用もない」ニンジャスレイヤーは言った。ガーランドは身をかがめ、ニンジャスレイヤーを見据えた。そして言った。「幾つか確かめたい」4 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 21:54:59 ニンジャスレイヤーは腕に力を込め、拘束を破壊しようとした。力の緊張を瞬時に感じ取ったガーランドは、ニンジャスレイヤーの顔面に容赦のない裏拳を叩き込んだ。「イヤーッ!」「グワーッ!」「幾つか確かめたい。……ベイン・オブ・ソウカイ・シンジケート」ガーランドは言った。 5 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:03:06 「……!」「イヤーッ!」「グワーッ!」二発目の拳が叩き込まれた。逃げられない。身体コンディションに差があり過ぎる。ニンジャスレイヤーは血を咳き込み、ガーランドを睨み返した。彼は自分が極めて危険な状況にある事にあらためて思い至る。どれだけ時間が経過した?24時間が過ぎたか? 6 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:06:22 ニューロンに響き渡るのは、プラハの冒険魔術師、コルヴェットの注意だった。(いいか。くれぐれも。このジツは"カゼのごまかし"、彼方よりの知覚をまやかしの地へ逸らす力を持つ。だが、保って一日。そのつどジツをかけ直す。決して遠出はならんぞ。俺が目当ての者を必ず連れ来たるゆえ……) 7 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:10:11 「今は何日の何時だ」「イヤーッ!」「グワーッ!」「訊くのはこちらで、貴様ではない」ガーランドが冷たく言った。ニンジャスレイヤーは長い息を吐いた。「スウーッ……」これは相当に厄介な事態だ。しかし……「フウーッ……」彼はニューロンを加速させる……この状況を利用する必要がある……! 8 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:15:37 「始めるとしよう」ガーランドが切り出した。ニンジャスレイヤーは剣呑な視線を保ったが、まずは頷く。このタイミングでの攻撃はうまくない。「お前は10年前のニンジャスレイヤーとは別物だ」ガーランドは断定した。「さきの反応で確信に変わった」「10年前」ニンジャスレイヤーは眉根を寄せる。9 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:20:38 「では、今この俺が目の前にするこのニンジャは何者だ?という事になる。貴様は俺の知る男ではなかった」ガーランドは目を細めた。その目に渦巻く複雑な感情をニンジャスレイヤーは見て取った。「ならば無罪放免しろ」「初めから罪は無い」ガーランドは虚無的に言う。「貴様はボスの眼中に無し」10 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:24:40 無罪。だが、解放する気はない。そういう事だ。なお悪い。ニンジャスレイヤーは唸りを殺し、呼吸を深めた。ガーランドは彼の顎をグイと上向け、呼吸を妨げた。そして言った。「ニンジャスレイヤーはかつて、アマクダリ・セクトとのイクサに散った。以来、目撃者は無し。貴様が名乗り始めるまでは」11 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:30:48 「昔話が得意か?おれの知らん話ばかりだ。その調子で話せ」ニンジャスレイヤーは不敵に促した。ガーランドは拳を見舞おうとしたが、止めた。「その顔。本当に知らんな」ネオサイタマの十年は三世代の興亡に等しい。「ワナビー愉快犯の類いではないならば、貴様は……」12 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:36:40 「おれは。ニンジャスレイヤーだ」ぴしゃりと言った。睨み据える目に赤黒の炎が灯り、強烈な憎悪の波動がガーランドを打った。「……」ガーランドは無言で退出した。何をしに行った?考える間もなく、シックスゲイツの戦士はすぐに戻って来た。バイオ笹の葉に包まれたスシを手に。 13 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:42:32 「……」「椅子をシツレイ」ガーランドは対面にパイプ椅子を置き、腰かけた。ニンジャスレイヤーの凝視の中、彼は笹の葉を開き、中のサーモン・スシにソイを垂らした。彼はニンジャスレイヤーの視線に不意に気づいたようなそぶりで、「なにか?」と訊いた。「……」「飯を採る時間を逸してな」 14 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:46:52 笹の葉の微かな芳香とソイの旨味の匂いが否応なしにニンジャスレイヤーの鼻腔を刺激した。いわばニンジャ嗅覚のうらみか。たちまち極度の消耗状態にある彼は己の胃が空っぽであることを認識させられた!「どうした。ほしいのか?」「少しも」「そう言うと思ったとも」ガーランドはスシを咀嚼! 15 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:55:08 室内に地震めいた音が響いた。それはニンジャスレイヤーが奥歯を噛み締める音である。屈辱……無念!ナムアミダブツ……!はからずもそれは由緒正しき江戸貴族の好んだスシ・トーチャリングに酷似していた。剛の者あらば、ゴジョ・ゴヨクにつけこみ責めるべし。ゴヨクの一つ、それは食欲なり!16 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 22:59:44 「なに、たいして美味くもないスシだ。そこらで調達した、冷め切ったスシだ。そう食い入るように見つめるでもない」ガーランドは淡々と食した。ニンジャスレイヤーの視界が霞み、マスラダの覚えのない記憶……立ち並ぶストーンヘンジ、照り付ける太陽、空を舞うハゲタカがフラッシュバックした。17 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 23:05:28 そしてニンジャが……赤橙色の尊大なニンジャが網膜に微かに焼き付いた。ニンジャスレイヤーは心中の困惑を隠し、尋ねた。「おれをどうする」「ソウカイ・シンジケートのテリトリーで、ニンジャスレイヤーがコソコソと活動している。ボスは知らんが、俺には重大だ。看過はしない。正体を見せろ」18 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 23:12:36 「昔のニンジャスレイヤーとやらにお前がご執心なのはわかった」挑発に対し、拳は飛んでこなかった。ガーランドはスシを食べ終え、退出し、戻って来た。ニンジャスレイヤーの為のスシなど持ってこない。チャだ。彼はチャを飲みながら言う。「情報を引き出した後は人格を壊し、無害な木偶に変える」19 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 23:23:27 「気の長い話だ」「俺は貴様を解体したい」ガーランドは真顔で頷いた。「貴様がニンジャスレイヤーである以上、俺はそれを遂行する」ガーランドは飲みかけのチャをニンジャスレイヤーの頭に注いだ。ニンジャスレイヤーは俯いたまま、肩を震わせた。笑いだ。ガーランドは眉根を寄せた。 20 ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2017-05-04 23:28:24 「何が可笑しい。狂人かね?」「サイオー・ホースってやつを感じている」ニンジャスレイヤーは言った。そして呟いた。「ザイバツ・シャドーギルド」その言葉はストーンヘンジのフラッシュバックを経て、いやに滑らかに舌の上に出てきた。ZANKZANK……ガーランドの真横の空間が歪み始めた。21 残りを読む(7) ?ツイート 2 ?お気に入り あわせて読みたい ザイバツ・シャドーギルド #8 7pt 【実況】ザイバツ・シャドーギルド #8 4pt ザイバツ・シャドーギルド #9 3pt EOS #if str =~ /sushi/ if str[/スシ/, 0] puts "sushiあります" else puts "sushiありません" end